木田 千裕 | 名古屋大学情報学研究科 心理学講座 唐沢研究室

木田 千裕

プロフィール

所属

名古屋大学 大学院情報学研究科 心理・認知科学専攻 博士後期課程 / 日本学術振興会 特別研究員(DC2)

略歴

学歴
2020.4-
名古屋大学大学院情報学研究科 心理・認知科学専攻 博士後期課程
2018.4-2020.3
大阪市立大学大学院文学研究科 人間行動学専攻心理学専修 前期博士課程
2016.4-2018.3
大阪市立大学文学部 人間行動学科心理学コース(第3年次編入)
2014.4-2016.3
青山学院女子短期大学 現代教養学科国際専攻
職歴
2021.4-
独立行政法人日本学術振興会 特別研究員(DC2)
2021.4-
東海医療科学専門学校 言語聴覚科 非常勤講師(心理測定法)
2020.10-2021.3
名古屋大学情報学部TA(心理・認知科学実験1)
2020.7-2021.3
名古屋大学大学院情報学研究科 技術補佐員
2020.4-
名古屋大学情報学部TA(社会心理学演習)
2018.2- 2021.2
公益社団法人国際経済労働研究所 社会心理学事業部 研究補助
2017.11-2018.3
大阪市立大学SA (ジェンダーと現代社会Ⅱ)

研究テーマ

障害者をめぐる諸問題と社会構造の関係について研究しています。
障害者支援になぜ反発するのでしょうか。そして人はどのように「障害」を捉えているのでしょうか。
その心理的メカニズムについて調べてきました。
また、障害に限らず疾患に関する認知にも最近は関心があります。
障害や疾患を持つ人のスティグマを解消する手立てを見出すべく、社会心理学の視点からアプローチしています。

研究領域

障害者差別・偏見/障害者支援・福祉/社会構造の正当化/公正観/ステレオタイプ/スティグマ

研究業績

論文

  • 学位論文
  • 障がい者に対する支援的態度の規定因の検討-資源分配における公正観の役割-【令和元年度大阪市立大学大学院文学研究科 修士論文(未公刊)】
  • 社会的支配志向性が身体障がい者に対する態度に及ぼす影響【平成29年度大阪市立大学文学部 卒業論文(未公刊)】

学会発表

  • 国際学会
  • Kida, C., & Karasawa, M. (2022). Construal of disability as a potential source of policy support toward elimination of discrimination. A poster presented at the 23rd Annual Convention of the Society for Personality and Social Psychology. San Francisco (CA), USA (Virtual, February 19).
  • Kida, C., & Karasawa, M. (2021). Moral motives among Japanese may guide their preferences for the strivers over the naturally talented. A symposium presented at the 14th Biennial Conference of Asian Association of Social Psychology. Seoul, Korea (Virtual, July 31).
  • Kida, C., & Ikegami, T. (2021). When and why people decide to help people with disabilities: Role of distributive justice principles. A poster presented at the 32nd International Congress of Psychology. Prague, Czech Republic (Virtual, July 19).
  • Kida, C., Park, G., Ishii, K., & Karasawa, M. (2021). Food-Based Identity, Consumer Attitudes, and Moral Judgments. A poster presented at the 22nd Annual Convention of the Society for Personality and Social Psychology. Austin (TX), USA (Virtual, February 11).
  • Kida, C., Yada, N., & Ikegami, T. (2019). Why are people reluctant to help people with disabilities? A poster presented at the 20th Annual Convention of the Society for Personality and Social Psychology. Portland (OR), USA (February 7).
  • 国内学会
  • 木田千裕(2021). 新型コロナは患者の頭痛に何を与えた、どう変化させたか? 第49回日本頭痛学会総会シンポジウム2「コロナ禍における頭痛患者診療とburden」話題提供(静岡コンベンションセンター グランシップ, 11月19日)
  • 木田千裕(2021). なぜ障害者差別がなくならないのか-支援を阻む心理機制-日本心理学会第85回大会公募シンポジウム「障害科学の展望:社会心理学的視座の有用性」話題提供(明星大学:オンライン開催, 9月1日〜9月8日)
  • 木田千裕・池上知子 (2019). 障がい者に対する支援的態度の規定因-分配的公正観との関連- 日本社会心理学会第60回大会(立正大学, 11月10日)
  • 木田千裕・矢田尚也・池上知子 (2018). 身体障がい者に対する支援的態度の阻害要因の検討-社会的支配志向性と優越性脅威の影響- 日本社会心理学会第59回大会(追手門学院大学, 8月28日)
  • 木田千裕・矢田尚也・池上知子 (2017). 社会的支配志向性とステレオタイプが身体障がい者に対する支援的態度に与える影響 日本グループ・ダイナミックス学会第64回大会(東京大学, 9月30日)

講演等

  • 片頭痛患者の想いと、薬剤師さんにお願いしたい頭痛患者への対応 大塚製薬e講演会「変わる!これからの片頭痛治療〜薬剤師の役割とは〜」話題提供(WEB開催, 2022年4月25日)
  • 知っておいてほしい片頭痛患者の悩み 大塚製薬e講演会「片頭痛をよりよく理解するために」話題提供(WEB開催, 2022年3月22日)
  • 新しい薬物療法への期待-患者が抱える辛さに着目して- 富永病院・頭痛センター 第21回頭痛教室オンライン 話題提供(WEB開催, 2021年8月27日)
  • JPACの展望:患者の立場からのJPAC Headache Master School Japan 2020 話題提供 日本頭痛学会 (WEB開催, 2020年11月28日・29日)

受賞歴・助成金など

受賞歴
2021.09
Society for Personality and Social Psychology Graduate Travel Award
2020.09
Society for Personality and Social Psychology Graduate Registration Award
2020.03
大阪市立大学大学院文学研究科 前期博士課程総代
2020.03
大阪市立大学文学部・文学研究科教育促進支援機構 優秀修士論文賞
2019.07
大阪市立大学 令和元年度菅富士夫奨学金
2018.03
大阪市立大学文学部・文学研究科教育促進支援機構 優秀卒業論文賞
研究助成
2021.04
日本学術振興会 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費 「障がい」観の構造解明と差別解消方法の探求-原因・責任の認知を手がかりとして-
2020.09
名古屋大学大学院情報学研究科 令和2年度博士後期課程学生研究費助成
2018.08
大阪市立大学大学院文学研究科 インターナショナルスクール海外渡航支援

学会活動等

所属学会

  • 日本社会心理学会
  • 日本心理学会
  • 日本グループ・ダイナミックス学会
  • 日本パーソナリティ心理学会
  • Society for Personality and Social Psychology
  • Asian Association of Social Psychology
  • 委員等

  • 日本パーソナリティ心理学会 2020年度ヤングサイコロジストプログラム(YPP2020)企画担当
  • 日本パーソナリティ心理学会 2022年度ヤングサイコロジストプログラム(YPP2022)企画代表

  • 課外活動

    「頭痛医療を促進する患者と医療従事者の会(Japan Patient Advocacy Coalition:JPAC)」(主催:日本頭痛学会) 患者代表

    連絡先

    kida.chihiro.f4[at]s.mail.nagoya-u.ac.jp ※[at]を@に変更してください