浜村武先生による講演会(2018年11月6日) | 名古屋大学情報学研究科 心理学講座 唐沢研究室

イベント

浜村武先生による講演会(2018年11月6日)

情報学研究科・価値創造研究センター主催『ポジティブ情報学レクチャー・シリーズ』で、浜村武先生 (Senior Lecturer, Curtin University, Australia) にご講演いただきました。(共催:情報学研究科 グローバルメディア研究センター)
ビッグ・データを活用した社会/文化心理学研究の可能性についてご講演のあと、国際政治学、メディア研究、計算社会科学、心理学等の幅広い分野からの出席者を交えて活発な討論が行われました。

(以下、詳細)
名古屋大学情報学研究科 価値創造研究センター ポジティブ情報学レクチャー・シリーズ
日時:2018年11月6日(火)16:30 – 17:30
会場:名古屋大学 情報学研究科棟 第1講義室
演者:浜村武(Associate Professor, Curtin University;国際交流基金フェロー)
講演題:ビッグデータと社会・文化心理学
概要:ビッグデータの分析は、膨大なデータを駆使することで既存の研究活動を活発化させ、さらには従来の社会科学の研究手法では難しかった研究課題を可能としうる。ビッグデータ分析そしてデータサイエンスの発展は、社会・文化心理学の研究にどのような効用をもたらすのであろうか。本講演では、まずビッグデータを用いた社会・文化心理学の代表的な研究事例をレビューする。そして文化心理学の中でも文化の変遷の研究におけるビッグデータ分析の効用について、我々が行なっている研究を例として考察する。具体的にはビッグデータを用い集団間関係の変遷(研究1)そしてanxietyの長期的な変遷(研究2)を分析する試みをご紹介する。

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